バドミントンを久しぶりに行うと
ラケットのフレームにあたったり
芯でとらえられなかったり
はたまた空振ってしまったり
と目も当てられない状態
になったことはありませんか?
管理人も小学校ではジュニアクラブに所属し
中学~高校までバドミントンをやっていました。
大学ではたまにやるくらいでした。
現在も週2~3回ほどはやっているのですが
その際に特に感じたのが
ブランク明けのプレーの質の低さです。
バドミントンはラケットを使用する競技
になるのでラケットを振る感覚や
シャトルをとらえる感覚
シャトルまでの距離感や自身の身体感覚
などかなり感覚に依存する競技だと思います。
しかしバドミントンで
ご飯を食べているわけではないので
どうしても久しぶりのバドミントンで
ブランク明けになってしまう方が
多いかと思います。
その際に間違ったプレーをしてしまったり
これまでの感覚でプレーをしてしまうと
体を壊してしまったり
復帰後のプレーがうまくいかず
その後の更なる上達にも
つながりにくくなってしまいます。
遊び感覚でする場合も
本格的にバドミントンを再開する場合も
必ずといっていいほど
ブランクが現れてくるので
どちらの場合においても
きちんとした対処をしなければなりません。
そこで今回
長期間のブランク明けで
バドミントンを行う際の
注意点や必要事項
復帰時のポイントについて
徹底解説していこうかと思います。
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ブランク明けにするべきこと
まずブランク明けにするべきことを
段階的に分けてお伝えしていきます。
必ずこの順序というわけではありませんが
管理人はいつもこの順序で
ブランク明けは行うようにしているので
参考にしてみてください(‘ω’)ノ
ラケットの握り方を確認
まずはラケットの握り方からです。
え~~、こんなところから( ゚Д゚)?
と思う方もいるかもしれませんが
こんなところからしないと
感覚を取り戻すのには
至らないかと思います。
唯一シャトルを感じることができる
接触面でもありますから
ここは確実に確認しておきましょう。
確認方法に関しては
別記事でご紹介しているので
参考にしてみてください(‘ω’)ノ

ストロークとフォームを確認
グリップの握り方を確認した後は
実際にラケットを振ってみて
ストロークとフォームの一連の動作を
確認してきます。
これまで無意識に振っていたラケットも
何度も反復して体と小脳が学習した
運動プログラムであり
ある程度は動くことが
できるかと思います。
俗にいう体が覚えている
というやつですね(笑)
しかし
体幹の崩れやラケットの面の向き
手首を返すタイミングや
振り抜いた際の打点など
微妙な違和感や違いが出てくると思います。
その為この確認も
非常に大切なポイントになります。
フォームの確認方法も
別記事でお伝えしていますので
参考までに(‘ω’)ノ

シャトルを打ってみる
上記のポイントを修正した後に
実際にシャトルを打ってみましょう。
まずはその場でシャトルを上に打ち上げて
ラケットの中心の芯の部分でとらえる
練習をしていきます。
最初は軽くシャトルを
上にあげるように芯に当てる
というだけでも良いかもしれません。
いきなりむやみやたらと
シャトルを打ってしまうと
フレームに当たって傷ついたり
ガットの端っこに当たって切れてしまったり
散々な結果になってしまいます(´;ω;`)
フットワークの確認
次にフットワークの確認です。
個人的にはこの確認が
一番必要だと思います。
フットワークが崩れていたり
無理な体勢で打ってしまうと
現役時代はそれでもよかったでしょうが
ブランク明けの体では
ケガをしてしまう恐れがありますし
まず良いショットは打てないでしょう。
せっかくラケットの握り方から
確認していったことが
台無しになってしまいます。
その為
フォア前、バック前
フォア奥、バック奥
それぞれのフットワークを
確認しておきましょう。
そしてフットワークの際には
フォームが崩れないように
意識して動いておくと
実際のプレーの際にも
キレイなフォームのまま
動きやすくなるかと思います。
フットワークに関しては
こちらでもお伝えしているので
参考までに(‘ω’)ノ

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半面コートから基礎打ち
ここでいよいよ
実際に相手を置いて
シャトルを打っていきます。
一番適しているのが
半面コートでの基礎打ちですが
ここではまず
クリアを打っていきましょう。
ショットの基本でもありますし
自身のストロークを
再度確認する意味でも
一番適しているかと思います。
その後にドロップ
ドライブ、プッシュ
スマッシュと段階ごとに
それぞれ打っていきます。
慣れてくればフリーで打っていき
そのまま試合に臨みましょう。
ブランク明けは避けるべきこと
ブランク明けについついやりがちな
避けるべきことをご紹介します。
自分はやっていないだろうか?
という目線でチェックしてみてください。
ストレッチをしない
バドミントンにおいて
ストレッチというのは
普段から非常に重要なものであり
トレーニングの一環
といってもよいかもしれません。
そしてブランク明けともなると
その重要性はさらに上がり
現役時代から見ると
身体の状態や関節の柔らかさ
筋肉の柔軟性の低下など
様々な変化があるかと思います。
いわゆる老化というやつですね(´;ω;`)
その為プレー前のストレッチを
必ず行うようにしましょう。
特に背骨とアキレス腱は
重点的に行わないと
ケガをしてしまう恐れがあります。
背骨の柔軟性の必要性や
ストレッチ方法については
別記事で徹底解説しているので
参考までにどうぞ(^^)/

激しい踏み込み
ストレッチをしていたからといって
いきなり激しい踏み込みや
ジャンピングスマッシュを行うことは
避けたほうが良いでしょう。
ジャンプからの着地の衝撃や
激しい踏み込みの衝撃は
足首をねじったり
靭帯を痛めたりと
ケガの可能性があります。
もちろん現役時代も
ケガの危険性はつきものですが
ブランク明けともなると
ケガの確率が倍以上に
あり得ると思います。
なのでジャンプや無理な踏み込みは
極力避けるようにしましょう。
力任せのショット
これはケガの危険性
というところもあるのですが
感覚を取り戻す
というところにおいて
力任せのショットは
あまり適していないからです。
もちろん試合中の展開によっては
力いっぱいシャトルを打つような
場面が多くあるかとは思いますが
まずはそれぞれのショットの感覚を
しっかりと確認してからにしましょう。
またその後は
力任せのショットも
必要になってくる場面はあるので
力任せのスマッシュやドライブ
クリア等も練習しておきましょう。
まとめ
ここまでブランク明けの
調整方法を段階に分けて
お伝えしてきました。
大体管理人は今回お伝えした流れで
ブランク明けは調整をしています。
別にプロ選手でもないですし
バドミントンでご飯を食べている
というわけではないですが
ケガを予防することや
良質なプレーをして
バドミントンを楽しむ
という観点からすると
ブランク明けの調整は
非常に大切になってきます。
今回お伝えしたポイントを
ブランク明けにしっかりと
取り組んでいただければ
スムーズに感覚を取り戻すことが
できるかと思うので
是非試してみてください(‘ω’)ノ
以上、ブランク明けの調整法でした!
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