皆さんはドロップとカットの使い分けをしていますか?
上手い人や一流選手はきちんと場面に応じて
使い分けているのを目にします。
緩急のついたあのショットは憧れますよね(^^)/
ドロップやカットドロップは
バドミントンにおいて
攻めのショットに分類されます。
前に落とし相手を崩しにかかるショットですね。
ドロップとカットドロップの使い分けができると
攻めのバリエーションが増えてきます。
そうすると相手から見たあなたは
すごく強い相手に見えるわけです。
キレイに決まれば反応できないときもありますからね。
そういったように使い分けることで
相手にプレッシャーを与えたり
ショットの打ち分けで相手のミスを誘ったりと
相手のプレーにも影響を与えることができるわけですね。
それだけでなく自身の攻め方までもが
大きく変わってきます。
そうすると
ライバルに差をつけたり
レギュラーを勝ち取ったり
憧れのあの人にまで勝てるかもしれません。
初心者の方は比較的取り掛かりやすく
慣れれば打ちやすいショットなので
是非、新たな選択肢として
ドロップ&カットドロップを磨いていき
ドロップではあいつに敵わない(´;ω;`)
あいつのドロップでよく点を取られる( ;∀;)
といわれるようなりましょう。
そこで今回は
ドロップとカットの基本的な打ち方と
打つ際のポイントについて
初心者~中級者向けに徹底解説していきます。
スポンサーリンク
ドロップ
ドロップは上記のようにネット前ギリギリを狙って
相手の前に落とすようなショットになります。
通常のドロップは
最近の試合では使われる頻度が
だんだんと少なくなっていますが
速い展開が続く中では
こういったショットを取り入れていくと
相手は驚くほど引っ掛かってくれます。
これがドロップの一番の魅力でもあります。
中国の英雄的選手であるリン・ダン選手も
バック奥からの山なりドロップをよく使いますね。
リンダンのラケットのグリップエンドがヨネックスなんだけど… pic.twitter.com/6heFaEaK12
— とーい (@1999117_bad) 2014年6月29日
結構いろいろな一流選手が引っ掛かってますよ(笑)
カットドロップ
カットドロップには様々な種類があります。
☑ラケットの面で斜めに切るようなカット
☑手首を親指側から返して打つリバースカット
☑ラケット面を縦に切るようなカット
☑チョップカット、、、etc
数えるだけで様々あります。
ここでは試合中よく使用されている
斜めに切るカットとリバースカット
を中心にお伝えしていきます。
カットドロップの弾道
斜めに切るカットは比較的ポピュラーで
既に使っている人も多いかと思います。
シャトルの弾道としては、、、
こういう打ち分けになってきます。
ほとんどがクロスに打っている人が多いですね。
リバースカットは一流選手もよく使っており
カットの中ではかなり有効打となります。
先ほどのカットとは逆の弾道ですね。
リバースカットはマレーシアの英雄的選手
リーチョンウェイ選手は結構使っていて
この動画の
0:30~
1:09~
1:56~
からのラリーはまさにリバースカットが
キレイに決まった例なので参考までに。
桃田賢斗選手はたまに使いますね(笑)
上記の動画を見てもわかるように
ただリバースカットを打つだけでも
同じフォームであれば相手は
一瞬足を止めてくれますし
相手を崩すときにはもってこいのショットになります。
基本的な打ち方
では基本的なドロップとカットドロップの
打ち方をポイントと合わせて解説していきます。
是非、浮かないドロップの使い分けをしてみてください(^^)/
ドロップの打ち方
ドロップの打ち方は大きく分けて
👆手首でシャトルを巻き込むように打つやり方
👆ラケットの面でまっすぐとらえるやり方
の2パターンがあります。
どちらでも構いませんが
最初にやりやすくミスが少ないのは
ラケットの面でまっすぐとらえる方法です。
なので初心者の方が最初に練習する方法としては
こちらをお勧めしますね。
ドロップでは基本的に
シャトルの軌道が山なりになるように意識しましょう。
シャトルの速度はゆっくりで大丈夫です。
できるだけ山なりでふんわりと相手のネット前に落ちると
シャトルの球持ちがなく減速していくので
速いショットに対し構えていた相手に対して
すごく効果的なショットになります。
再度言いますが
ショットの速度はいりません。
ポイントとなるのは
いかに山なりをふんわりと作れるかです(^^)/
この動画よりもう少し山なりでも良いかと思います。
ふんわり具合はこれくらいでOKです(‘ω’)ノ
そしてふんわりドロップに慣れてくれば
打ち方を使い分けても構いません。
ラケットの面でまっすぐとらえると
より山なりにシャトルが飛んでいきます。
逆に手首で巻き込むように打つと
シャトルの球持ちが少し長くなるので
やや速めに打ち出してあげましょう。
ただし
手首を使うとややシャトルが浮きやすくなるので
使い分けるときは注意が必要です。
上記のポイントを押さえて
ドロップだけでも打ち方を変えていき
ショットに緩急をつけて
相手にショットを絞らせないようにしましょう。
スポンサーリンク
カットドロップの打ち方
カットドロップは通常のドロップと打って変わって
少し速いストロークで打ち出していきます。
こちらも打ち方にパターンがあり
👆手首で素早く切って打つやり方
👆手首よりも肩を意識して打つやり方
があります。
一般的に手首で切るように打っているひとが多いですが
手首よりも肩をイメージしてあげると
カットが打ちやすくなります。
その為、まずは練習段階として
肩を意識してカットを打っていきます。
ポイントとしては
肩全体をしっかり回すように
大きなストロークでシャトルをとらえる
というところにあります
手首に力を入れすぎず腕全体で振るイメージですね。
それをストレートとクロスにそれぞれ打ち分けていくのですが
ストレートの場合はラケットをやや外側に振るイメージ
クロスの場合は正面からやや内側にかけて振るイメージ
でシャトルをとらえていきます。
下手くそな絵ですが
伝えたい事はこんな感じです(´;ω;`)ww
この時にラケットの面を斜めにして
シャトルをとらえることを忘れずにしましょう。
これに慣れてくると実際に手首を入れていきます。
よりカットに緩急をつけるためですね(^^)/
ここでのポイントは
少しラケットを遅らせてあげる
というところにあります。
え?ラケットを素早く振るんじゃなかったの( ;∀;)?
と思っている方はご安心ください。
ここでいうラケットを遅らせるというのは
ラケットのスイングスピードを遅らせるのではなく
ラケットが肩より前に出てくるのを遅らせる
という意味です(^^)/
手首でシャトルを切るときに
ラケットスピードが速すぎると
フレームショットになりやすいです。
その為
少しラケットを遅らせてあげると
ミスが少なく打てるようになります。
ここを意識して実際にクロスカットを打っていきます。
リバースカットの打ち方
リバースカットは意外と簡単で
ラケットの面が外側を向くように手首を返しながら
ストレートとクロスに打ち分けていきます。
打ち分け方に関して
ストレートでは高い打点ではなく
自身の正面で腕を伸ばして手が届かないくらい
を目安に打っていきます。
クロスではストレートよりも
比較的高い打点でシャトルをとらえるようにしましょう。
このポイントを抑えると意外と簡単にできますよ(^^)/
個人的にはストレートのほうが
相手の足を一瞬止められるのでお勧めです(笑)
まとめ
ここまでドロップについてお伝えしてきました。
これまでのポイントに共通していることですが
ドロップやカットドロップを打つ際に
いきなり手首を使って練習すると
変な癖がついたり
甘く打ってしまったりする原因になります。
もちろん手首をうまく使い
カットやドロップを打ってきれいに決まれば
しっかりと緩急がつき
相手選手も引っ掛かってくれると思います。
しかし
手首を使う前にまずは肩全体をしっかりと振ってあげて
シャトルをとらえる感覚を身につけましょう。
そのあとに手首がしっかり使えるようになれば
様々なバリエーションを持った攻撃が
できるようになると思います。
私も現役時代はそうやって教えられてきました(笑)
今回お伝えしたポイントを
しっかりと抑えていただいて
練習に取り組んで見てください(^^)/
今後の試合運びが見違えりますよ?
この記事がすべてのドロップとカットに
悩むバドミントンプレイヤーのためになればと思います。
スポンサーリンク
コメント